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今村復興大臣記者会見録[平成29年1月10日]

今村復興大臣閣議後記者会見録(平成29年1月10日(火)10:46~10:51 於)復興庁)

1.発言要旨
 おはようございます。いよいよ年も明けまして、本格的な始動ということになってきます。よろしくお願いします。
 今日は特に閣議等で御報告することはございません。
2.質疑応答
(問)本日、福島県大熊町の渡辺町長と、双葉町の伊澤町長が大臣のところに要望に来られると思いますけれども、帰還困難区域も含めた避難指示解除の動きが進んでおり、様々な報道もありましたけれども、現在、帰還困難区域についてはどのようなスケジュールになっているのか、大臣のお考えを教えてください。
(答)帰還困難区域については、この間から申しているように、まず復興拠点を作るんですね。大熊、双葉について今日お見えになるので、まだ具体的なことは聞いていませんが、恐らく居住制限区域と避難指示解除準備区域のどこがいつ頃に解除されるかという話にもなっていないので、もうそろそろそういったところの方向を出していこうかという動きがあることは、この間の新聞報道なんかでちょっと拝見しておりますが、そういうことで少しずつ動き出してきているというふうに思っておりますし、我々もできるだけその支援をしていきたいというふうに思います。
(問)双葉の南、南双葉の地域ですけれども、広野、楢葉と解除が進んで、順番でいくと次は富岡ということなんですけれども、富岡については政府が3月末に解除を予定しているということですけれども、役場は4月1日がいいというふうな形で今議論になっていますけれども、それについての現状はいかがでしょうか。
(答)その辺は詰めていきたいと思います。そんなに大きな違いはないと思いますが。
(問)先日もお伺いしたんですが、オリンピックの仮設、常設についての費用の負担についてお伺いしたんですが、大臣のお考えとしては、先日の会見ですと、その辺の区分について、常設か仮設かについては3者、関係者でこれから話し合っていってもらいたいというお話だと思うんですけれども、具体的には、その3者というのは、大臣はどう想定されておりますでしょうか。
(答)この間も、私がああいうふうに全体の中でと述べましたが、どういうことかもうちょっと言いますと、例えば仮設だ、常設だと、それでいろいろな話になっているでしょう。ところが、私がこの間から言っているのは、何もオリンピックに関してはそれだけの費用じゃないわけであって、いろいろそのほかにも例えば輸送に関してだとか、あるいは警備に関する費用だとか、そういったものがやっぱりあると思うんですよ。その辺をもう少しトータルで見ながら、どこがどれだけ負担するか、それはこっちを伸ばしてこっちをへこませるとかいろいろあると思うんですよ。だから、それらのところを仮設だ、常設だ、だけで突き合わせるんじゃなくて、もう少し弾力的に考えていいんじゃないかと思っています。
 それから、仮設、常設の区分にしても、線引きにしても、何をもって仮設と言うのか、その辺もあるでしょう。仮設なんだけれども、場合によってはその後も使えるのもあるかもしれない。だから、そういうのをよく詰めてやってほしいし、もっと言えば、余りもうみっともない、ここでごたごたしないほうがいいと思いますよ。せっかくみんなこうやって復興オリンピックでやってきているんだから、そこは本当にみんな心を抱いてそれなりにやって、決めていってもらいたいなというのが本音です。
(問)その話合いをする、いろんなそこの線引きの部分、トータルで考える部分ですけれども、具体的に話し合う関係者としては誰々、例えば組織委員会等、国も入るのか、若しくは地元も入れてなのか、その辺はいかがお考えでしょうか。
(答)まず東京都ですよね。それから、それに関連して今、地方レベルになってくると、それぞれの自治体ですね。これもある意味では一つの受け入れ先ということでのグループですよね。もう一つはやっぱり組織委員会ですよね。それから、競技団体はもうあまり関係ないんじゃないかな、とも思うけれども、その辺じゃないでしょうか。それにどうしても何かあれば、やっぱり国が少しは、まあまあという感じで関与していくのか、若干そういう余地はあると思いますけれどもね。
 いずれにしろ、国にとってもいい面もあるわけですから、整備については。とにかく何回も言うようですけれども、みっともないことはやめてくれと言いたいですね。

(以    上)

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