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今村復興大臣記者会見録[平成28年8月15日]

今村復興大臣閣議後記者会見録(平成28年8月15日(月)10:30~10:39 於)復興庁)

1.発言要旨
 おはようございます。お盆も過ぎました。まだ残暑が厳しゅうございますが、よろしくお願いいたします。
 私から、特にはございませんが、先般来、東北3県を回って、知事さんをはじめ、いろいろな方にお会いしたわけであります。今後も引き続き機会を作って、できるだけ現場の皆様方の気持ちに寄り添って、いろいろな細かな問題等々についてもしっかり対応していくように頑張っていきたいというように思っております。
 以上です。

2.質疑応答
(問)今の御発言にもありましたけれども、今回、3県の知事と会談、また現地のほうの視察などを終えて、被災地の現状について、改めて所感をお願いします。
(答)本当に5年たって、大変な状況の中を一歩一歩皆様方が着実に困難を乗り越えて取り組んできておられるな、ということを感じました。更にこれをベースにしながら、創生に向けて踏ん張らなければいけないという思いを新たにしたところであります。
(問)今回、被災地のほうでは、実際、住民の方とも意見を交わされたりされましたけれども、これを例えば概算要求に実際反映していくというような、何かそういったヒントみたいなものが得られたとお考えでしょうか。
(答)今回は、まさに第一線といいますか、住民の方との対話というのが若干少なかった感じはします。しかし、行政に携われる方や議会の方、そういった方からはいろいろなお話も伺っておりますので、先ほど言いましたように、更に現場に伺って、そういった今後の予算編成等々にしっかり取り組んでいきたいというふうに思っております。
(問)大臣、先般、11日の日に靖国神社に参拝に行かれたと思います。この件について、大臣のお考えを改めてお伺いしたいのと、靖国には、閣僚になったので報告も兼ねて行ったというような内容の御発言が報道の中でされています。閣僚になると、割合と靖国に行かれることを自粛される、慎重になられる閣僚が多い中で、大臣はあえて11日に、15日を避けたのかもしれませんけれども、行かれたという、その理由についてお考えのことをお聞かせいただけませんか。
(答)私は、かねてから8月15日には地元の護国神社で行われる平和祈願祭等には必ず行くようにしております。今回はそういう意味では、こちらで15日の戦没者慰霊祭がありますから、行けないわけでありますが、そういったことも踏まえて、そしてまた、今、大臣という話がありましたが、新しいきちんとした国務大臣としての職務を遂行するという決意の上で、そして新たな取組をしていきたいという思いで行ったわけでありますが、もうこれはいろいろ報道でもされていると思いますが、やはり247万の御霊、そしてその数倍に当たる遺族の方々のお気持ち等々を忖度して、私は行ったわけであります。
(問)閣僚になられて、例えば普通一般のというとおかしいですが、閣僚以外の政治家が行くのと、それから閣僚として行くのと、なってから行くのと、諸外国等の反応が違うと思いますけれども、そこら辺の配慮というのはされなかったんですか。
(答)ええ、それも当然考えにはあった、頭にはありますけれども、それはそれとしながら、やはり自分なりに判断をして行った次第であります。
(問)かぶってしまうかもしれないんですけれども、今回、閣僚の参拝というのは、例年、中韓両国がやっぱり反発するんですけれども、そのことについてはどのようにお考えでしょうか。
(答)それは、各国それぞれの考え方があるでしょうから、それはそれでいいのではないかというように思います。それを我々がどうこう言う立場には、私はないというように思っております。
(問)これまでに靖国の参拝というのは、今回が初めてなんでしょうか。それともこれまで過去にも何度かあったんでしょうか。
(答)私は、「みんなで靖国に参拝する会」に参加して行ったり、あるいは個人的に出かけていって参拝したりということで、ごくごく素直な気持ちでお参りはしておりました。
(問)あわせてちょっと聞きたいんですけれども、靖国神社にA級戦犯が合祀されていますけれども、このことについて、大臣はどういうふうにお考えなんでしょうか。
(答)それは靖国神社がやられたことですから、それはそれでそういうものだと。あえてそれについて我々がいろいろ言うこと、特に閣僚の立場から言うと、これはある意味では干渉になりますから、政教分離の原則からいっても、ちょっとおかしいのではないかなと思っておりますので、特にコメントはしないということにしたいと思います。
(問)何度もかぶって申し訳ありません。今後についてなんですけれども、春の例大祭など、また機会があれば参拝する御意向というのはあるんでしょうか。
(答)ええ、それは考えます。もちろん。
(問)前向きに考えると。
(答)そうです。例大祭とか何々と言わず、今回もそうですけれども、私は素直な気持ちを伝えるというんですか、そういうつもりで行きたいと思いますので、余りにぎにぎしくするようなことにはならないと思います。
(問)何度も重複して申し訳ないです。今回、11日に参拝したという、その理由というのをもう一度聞かせていただけますでしょうか。今日ではなくて、11日に参拝されたということについて。
(答)これはもうお盆の前ということです。お盆は皆さん御案内のように、御先祖様が帰ってくるということでありますから、その時期にあわせてということです。それで地元でもいろいろお墓参りや、そういったことも計画しておりましたので、11日にしたということであります。

(以    上)

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