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髙木復興大臣記者会見録[平成28年6月21日]

髙木復興大臣閣議後記者会見録(平成28年6月21日(火)11:00~11:06 於)復興庁記者会見室)

1.発言要旨
 本日は私から2件申し上げます。
 まず1件目でございますが、福島復興再生総局事務局長に係る人事異動について申し上げます。
 本日、内閣官房参与に任命されました復興庁前事務次官の岡本全勝氏について、本日付で福島復興再生総局の事務局長に充てることといたしました。これまでの知識、経験を生かして本格的なステージに入る福島の復興を進めていただきたいと考えております。
 2点目でございます。「交流ミーティングin東京」への視察について申し上げます。配付資料があるかと思います。現在、開催中の「交流ミーティングin東京 ~『新しい東北』を創る人々~」において、本日21日、ヤフー株式会社との連携企画、一般財団法人地域活性化センターとの連携企画が行われます。本日午後、それぞれの企画について視察する予定でございます。楽しみにしております。
 この交流ミーティングは、26日日曜日に「女性活躍DAY」として、被災地で活躍する女性に焦点を当てた企画を行うなど、引き続き開催中でございますので、皆様におかれましても是非御来場いただきたいと思いますし、また、イベントに関する広報にも御協力いただければ幸いかと存じますので、どうぞよろしくお願いをいたします。
 私からは以上でございます。
2.質疑応答
(問)冒頭に関連してなんですけれども、今日、岡本前次官が退任されまして、西脇新次官が就任されました。幹部人事も含めて、かなり復興庁の体制も変わってくると思うんですけれども、新しい幹部に期待することをお願いします。
(答)どなたも、それぞれの省庁で大変御活躍いただいていた方だというふうに思いますので、大きな期待を持っております。いよいよ、宮城、岩手は復興の総仕上げに向けて、「復興・創生期間」、しっかりとやらなければなりませんし、福島はいよいよこれからが復興の本格化ということで、いずれにしても大事な時期でございますので、力を合わせてしっかりやっていただけるものというふうに思っております。
 特に次官につきましては、会計課長だとか、あるいは大臣官房総括審議官、あるいは総政局長、また官房長など主要なポストをなさっておりますし、特に総政局長のときには国交省における東日本大震災からの復旧、復興の取りまとめなども御担当いただいておりますので、そういった知識、経験を生かして、しっかりとやっていただけると思います。
 私自身も国交副大臣のときに、次官は総政局長でございました。あるいは、私が国対の筆頭副委員長をやっているときには大臣官房長だったというふうに思います。今の西脇次官の仕事ぶりというのは、その頃からつぶさに見ておりますけれども、非常に几帳面というんでしょうか、きちっと仕事をなさる方だなという認識を持っておりまして、これからもそういった彼の特性を生かしながら、この復興庁でしっかりと次官としてのリーダーシップを発揮していただいて、また、私もよく知っておりますので、仕事はしやすいと私自身思っておりますので、大きな期待を持っておるところでございます。
(問)今日、東京都知事の舛添さんが退職するということなんですけれども、復興五輪というものを国も掲げている中での退職になったんですが、何かそれに対して影響があるとお考えでしょうか。
(答)そうですね、お辞めにはなられましたけれども、これまで五輪に対しては非常に強い思いを持っていたように私は認識をいたしておりますので、そういった意味においては残念だなという思いはございますけれども、いずれにしても新しい方が選ばれるわけでございますので、その方にも復興五輪ということを十分に御認識をいただいて、被災地における五輪というものがどういう位置づけになるのか、競技の数だとか、あるいはキャンプだとか、聖火リレーだとか、私もそういった要望をこれまでも舛添知事にしておりましたけれども、同様の要望というものを新しい知事にもお願いをして、しっかりと復興五輪としての位置づけを更に強く持っていただく。そして、そういった復興五輪になるように、御努力を新しい方にはしていただきたい。私もこれから、また新しい知事との会う機会を通じて、あるいはまたお願いする機会を通じて、そうしたことをしっかり御認識いただくように努力をしていきたいというふうに思います。
(問)舛添知事ですけれども、なかなか被災地の方には足を運ばれなかったというところもあるんですけれども、新しい知事にはやはり被災地を見ていただきたいところでしょうか。
(答)先般も任期付きの職員のことについて、東京都庁で募集の説明会をさせていただく等、御協力いただいてもおりましたし、それから先ほど来、申し上げているとおり復興五輪ということでもございますので、新しい都知事には、是非、被災地の状況などもよく知っていただきたいというふうに思います。行っていただくかどうかは、御自分のお考えだというふうに思いますけれども、この被災地というもの、東京はやはり日本の首都でありまして、この国を挙げて復興をやっていこうという中でありますので、各都道府県をリードしていただくような、復興をリードしていただくような、そういう都知事であっていただければ大変有り難いというふうに思います。
(問)ありがとうございます。そうしますと、やはり政府と連携がとれる知事がふさわしいというようにお考えですか。
(答)これは当然、そういうことだというふうに思います。復興に関しても御支援いただきたいと思いますし、もちろん復興五輪についてもそういう御認識を持っていただいて、私どもと連携しながら成功させていく。復興五輪としての位置づけというものを、しっかりと確立していくということが大事だろうというふうに思います。

(以    上)

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