1.発言要旨
おはようございます。
私から今日は特にございません。
2.質疑応答
(問)復興庁についてなんですけれども、10年間の時限官庁となっておりますけれども、その機能の存続について、現状を教えていただきたいと思います。何らかの検討を始めているのかどうかですとか、あとは来月以降に議論を本格化させて、3年後をめどに方向性を打ち出すという報道も一部ありました。それについてお願いします。
(答)当庁のこれからということでありますけれども、現時点では、政府として具体的な検討はしておりません。また、現在は、そのような議論をする時期ではないという認識をいたしております。すなわち、今の体制でしっかりと復興を進めていくということが肝要だというふうに思っています。
ただ、32年度までの時限であるということですから、しかるべき適切な時期に、そうした議論をしなければいけないという認識はございます。
今の時点でどうのとかいうことではございません。
(問)昨日民主党と維新の党が合流して、民進党という党名が決まりましたけれども、この党名について、大臣の御所感があれば。
(答)他党のことでもございますし、コメントは控えさせていただきたいというふうに思います。
(問)自民党が、震災発生時の民主党政権の初動対応を検討する組織の立ち上げを決めました。大臣として、この組織に何か期待されることなどあるでしょうか。
(答)谷垣幹事長からそのような発言があったことは承知はいたしておりますが、詳細はこれから検討するということでございますので、これも現段階でのコメントは差し控えさせていただきたいというふうに思います。
(問)先日、仙台市内の方で開かれた経済同友会の震災のシンポジウムの中で、次官の方から、岩手県はILCの誘致を積極的に行っているんですけれども、それについて、誘致に関してとてもお金がかかるということを「金食い虫」というような言葉で表現されたということだと思うんですけれども、そういった報道がございまして、ILCの誘致と震災復興に関連した、復興庁のお考えなり、どういった意図の発言があったのかという大臣のお考えがあれば、聞かせていただきたいんですが。
(答)次官からは、ILC計画が、巨額の投資を必要とし、国際的な経費分担が必要不可欠な計画であるという意味で発言したものというふうに聞いているところでございます。ILC計画につきましては、科学的成果や、技術的課題にも不確定な要素が多いものと認識はしておりますが、こういった状況も踏まえて、現在文部科学省において専門的観点から、慎重に検討が進められていると承知をしておるところでございます。
(問)復興に関連して、復興庁として、ILCの誘致については、どのようなお考えでしょうか。
(答)知事からもそういったお話は頂いておるところでございまして、復興に資するということかなというふうにも思いますし、実現できればいいとは思いますけれども、先ほど申し上げたような現状であるという認識を持っているところでございます。
(以 上)
復興庁(法人番号:4000012010017)
〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-1-1 中央合同庁舎4号館 TEL(代表): 03-6328-1111
Copyright © Reconstruction Agency. All Rights Reserved.