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髙木復興大臣記者会見録[平成28年1月19日]

髙木復興大臣閣議後記者会見録(平成28年1月19日(火)9:30~9:39 於)復興庁)

1.発言要旨
 私からは、今日は1件御報告申し上げます。
 第1回東北観光アドバイザー会議の開催についてでございます。昨年末、12月18日でございますが、東北の観光復興の取組として、有識者からなる東北観光アドバイザー会議を設置することを公表させていただきました。このたび、第1回会議を今週22日金曜日に開催することといたしましたので、お知らせをいたします。
 本会議では、インバウンドを中心に東北の観光復興の課題と対応策について御議論いただき、今年春を目途に御提言を頂く予定でございます。第1回は、委員の方々から東北の観光復興の課題や今後取り組むべき施策のアイデアなど、それぞれのお考えをお伺いしたいと考えております。
 今年は東北観光復興元年でございます。本会議での御議論を踏まえて、東北の観光復興の取組を力強く進めてまいりたいと考えております。
 以上でございます。

2.質疑応答
(問)東北観光アドバイザー会議なんですけれども、提言をいただくために大体どれくらいの回数の開催を予定しているのか。
(答)回数についても内容についてもこれからでありますけれども、春には提言を頂きたいと思っておりますので、数回、月1回あるいはそれプラスぐらいのイメージかなというふうに思っております。
(問)ちなみに提言を受けた後も何らかの形で、違った形でこういった観光について話し合う場というのは計画されていますでしょうか。
(答)それはまだ決めていませんけれども、フォローアップはしていかないといけないと思いますし、しっかりとそれは形になっていっているか、そういったことは引き続きやっていかなきゃならんというふうに思っております。
(問)大臣としては、この観光アドバイザー会議でちょっと抽象的ですが、どういう意見が出てくることを望まれていますか。
(答)どの方もそれぞれ本当に観光に大変造詣の深い方ばかりでございますので、東北の観光に向けて総論のような話もあるでしょうし、当然各論も出てくるでしょうし、1回目それぞれの委員の方から提言というかプロモーションのような形になるかなと思いますけれども、そういったものを頂きますので、大変中身のある発言をいただけるんじゃないかなというふうに期待をいたしております。
(問)釜石のラグビーワールドカップについてなんですけれども、具体的なことは事務方の方で話し合う場を設けると先日お話がありましたけれども、観光面でも課題があるということで、今回のアドバイザー会議の中で議題に上るようなこととか、項目としてピックアップされるということはあり得るんでしょうか。
(答)具体的にはまだ分かりませんけれども、当然ワールドカップ、多くの方が世界各国から訪れてくれるでしょうし、また、そういう機会にしなければなりませんので、当然そういった方たちが観光というようなこともしていただければいいと思いますので、また時期が来れば、具体的にそのワールドカップと観光、あるいはまたオリンピックと観光ということもあろうかと思いますので、そういったこともあわせて議論していただくなり、もちろんそのときにアドバイザー会議がというものではないかもしれませんけれども、しっかりそういったものはリンクさせて、東北の観光というものを考えていくということは必要だろうというふうに思います。
(問)アドバイザー会議の提言を春までにというお話でしたけれども、この観光関係の予算もまた観光庁のほうに移っていくというふうなお話を聞いているんですけれども、この後、観光に復興庁として取り組んでいく塩梅といいますか、今後提言を受けた上で観光庁を中心に進めていく予定なのか、それとも復興庁として全体をまとめながらやっていくのかというところをお聞かせください。
(答)復興庁は、私とすれば復興庁の司令塔という表現がありますけれども、全体を見ていく、観光全体を見ていくということなんでしょうけれども、やはりそのノウハウとかこれまでの積み上げとか、そういったようなものは観光庁の方がそれはやはり得手、得意なんだろうというふうに思いますので、観光庁を中心に考えていって、あるいはまたそれを実行していただければいいのではないかなというふうに思っています。
(問)復興庁として何か実現、実行していくこと、具体的にこの提言の中で実行していくこととか進めていきたいというようなことは何かイメージされているんでしょうか。
(答)復興庁自身とすれば、一つにはやはり復興成った姿というものを見ていただくということも非常にいいというふうに思いますし、震災遺構などもございますので、そういったような形で逆に復興庁として提言していくような、そういうような形だろうというふうに思います。実際のところは観光庁なりあるいはそれぞれの県がやっていってもらえるものだと思いますけれども、私とすれば、復興庁としては、こういったようなものもというようなことを逆に提言させていただくという立場なのではないかなと思います。
 もちろん東北の観光ということについてのまとめというものは、もちろん復興庁としてやらなきゃいけないんでしょうけれども、その中にあって復興庁としての思いというものは、逆にそういったところに提言をして、是非そういったところも活用していただきたいということを言うというのが立場ではないかなというふうに思っております。そういうことだと思います。
(問)SMAPの話なんですけれども、SMAPさんは5年にわたって復興支援のために募金を呼びかけたりとか、結構復興支援にも力を入れてきたグループだと思うんですけれども、先週から解散という報道があったりですとか、昨日はテレビに出て、これからも継続してやりたいというふうな意思を示したりというような報道があったりしたんですけれども、大臣の受け止めとか所感があればお伺いしたいなと思うんですが。
(答)やはり正に国民的なスターでございますので、いろいろと影響も大きいんだろうというふうに思いますけれども、いずれにしても、やはり非常に誰からも愛されるいい方だと私は認識をいたしております。
 ですから、正に子供たちにも若者にも、あるいはある程度のお年を召した方にも非常に幅広いファンを持っていらっしゃる皆さんでございますので、いい形で進んでいただければいいな、日本のためにもいいなというふうに思っております。もちろんそれは彼らの考えることだろうというふうに思いますけれども、いい形で、私とすれば、やはりこれまでどおり活動していただければ何よりと思いますけれども、それは皆さん本人たちのお決めになることだと思いますけれども、いい形でこのSMAPの問題と言っていいかと思います、推移していただけるといいなというふうに思います。

(以    上)

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