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平野復興担当大臣の会見 [平成24年1月24日] 

平野大臣記者会見録(平成24年1月24日(火) 9:21~9:25 於:官邸3階エントランス)

1.発言要旨
 私の方から特に申し上げることはないですが、28日(土)に仙台に行き、河北新報主催のシンポジウム「東北再生 あすへの針路」に出席する予定です。

2.質疑応答
(問)一部報道で、福島の自主避難の対象となった人に対して、政府のほうが予備費を使って県に基金をつくって賠償というような報道がありましたが、そういった政府内の検討状況は。
(答)今日の段階ではノーコメントにさせていただきます。

(問)検討している。
(答)それも含めてノーコメントです。

(問)今日から国会が始まりますけれども、社会保障と税の一体改革が焦点になる中で、復興庁というものも予定されていますけれども、改めて国会が開会するに当たって、どういったことが焦点になるか、大臣個人としてどういう思いで臨みたいか、お聞かせください。
(答)まず何と言っても、施政方針演説で、総理は一番最初に復興の話をされるのではないかと思います。内閣のまず第1の課題は東日本大震災からの復旧・復興です。これについてはもう新しい年になりましたし、総理も言っておられ、私も繰り返し申し上げてきましたけれども、復興の槌音がしっかり聞こえる年にしなくてはならないと思います。
 それから福島につきましては、警戒区域等の見直しがこれから始まりますけれども、特に20キロ圏内、計画的避難区域につきましては、やっと復興の議論の入り口に立ちつつあるのかなという状況です。様々な課題がございますけれども、その課題を一つ一つ整理しながら、できるだけたくさんの方々が早く帰れるような環境づくりをとにかく実現したいと思います。
 国会は、そのような中で様々な議論になると思いますが、いろいろな批判もいただきながら、これから復旧・復興に向けての加速化をしたいと思います。

(問)今、社会保障等の話があったんですけれども、今政府与党の素案で10%まで引き上げるというふうに言っているんですが、年金制度改革の最低保障年金などをやると、更に増税が必要だというふうに岡田副総理や藤村官房長官は表明していますけれども、更に増税が必要だという考えについては、大臣はどのように。
(答)更に増税が必要だとどういう背景で言っているかは、私は分かりませんが、いずれにせよ、税と社会保障の一体改革の必要性については、私自身もずっと認識してきましたし、野党時代から、消費税の問題については、様々な観点で議論してきていますので、是非この国会で筋道をつけてほしいというか、つけたいと、私は直接の担当ではありませんが、内閣の一員として、その方向に向かって努力しなければならないと考えています。

(以    上)

 

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