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車座ふるさとトークを開催しました。(平成29年3月25日)

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3月25日、橘副大臣は、和歌山県広川町の「稲むらの火の館」で「車座ふるさとトーク」を行いました。

広川町は、安政元年(1854年)11月5日(旧暦)に津波が襲った際、地元の名士である濱口梧陵氏が稲むらに火を付けることによって、日が暮れてからの逃げる方向を知らせ、被害の拡大を防いだことで知られ、今でも津波対策の重要性が代々継承されています。

橘副大臣からは、東日本大震災からの復興の状況を説明しました。

広川町の参加者の皆さんからは、町民の手により、お祭りを通して津波の記憶が代々継承されていたり、学校教育の中でも、頻繁に避難訓練を行う等、防災に重点が置かれているとのお話がありました(詳細は、下記【自然災害の記憶の風化防止のための和歌山県広川町の取組】ご参照)。

また、日本の主導によって、2015年に国連総会で11月5日を「世界津波の日」と定める決議が採択されたことを受け、昨年高知県黒潮町で開催され、30か国の高校生が参加した「世界津波の日」高校生サミットにも和歌山県から参加する等、国際的な交流が行われていることも紹介されました。

東日本大震災の記憶を風化させないためにも参考になる取組を学ぶ機会となりました。


【自然災害の記憶の風化防止のための和歌山県広川町の取組】

(1) 広川町では、100年以上前から、町民のイニシアティブによる11月5日のお祭りの機会を活用して、記憶を風化させないための取組をしている。小学校4年生から「稲むらの火祭り」に参加し、5年生は祭りの式典で「稲むらの火」の話を暗記して朗読、6年生で「稲むらの火」についての歌を歌うといった経験を通じて、防災教育を記憶に刻ませる。地震の後は津波から逃げる、ということを住民が理解している。

(2) 2016年11月5日の最初の「世界津波の日」の機会に、NHKが世界に向けた国際放送の防災の特別番組を作成し、発信した。それによって、外国人からの関心が高まったので、「稲むらの火の館」の案内を多言語化して発信している。また、「高校生サミット」で世界から高校生がたくさん来て、一緒に防災を考えるという機会が得られた。外国からの訪問者も増えている。

(3) 語り部サークルが一般の訪問者に対し、被害の拡大を防ぐ役割を果たした濱口梧陵氏の津波時の公助の精神や、防災対策や復興のための雇用対策について、物語として語り継ぐことで風化を防止している。

(4) 小学校教育では、総合的な学習で防災学習と堤防の意義について、社会科で濱口梧陵氏について、また、道徳科で郷土愛と濱口梧陵氏について学ぶと同時に、年間5回の避難訓練を実施している。自然教室では、他校とは違い、食べ物が無い状態やテントの中での手当などの、不便な状況を生徒に経験させて、防災意識を高めるといった、独自の教育を行う。また、4年生と6年生はジュニア防災検定を受けるなど、小学校課程を通じて体系的な防災学習を行っている。


(参考)車座ふるさとトーク
関係府省庁等の大臣、副大臣、政務官が地域に赴き、テーマを決めて、現場の方々と少人数での車座の対話を行う「車座ふるさとトーク」を実施。「車座ふるさとトーク」では、生の声をつぶさに聞き、安倍内閣の政策にいかすとともに、安倍内閣が取り組んでいる重要政策について説明。

(以上)

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