9月23日、国営追悼・祈念施設として国・県・石巻市が連携して整備している石巻南浜津波復興祈念公園で、「第3回石巻復興の森づくり植樹祭2019」が開催されました。
この活動は、公園内に市民やボランティアで植樹をし、多くの人たちの協力によって森を作り上げていくことで犠牲になられた多くの人々への追悼と鎮魂につなげるとともに、森づくりの輪を広げて未来へと伝えていくことを目的としています。
主催は、石巻南浜津波復興祈念公園参加型維持管理運営検討協議会(会長:黒澤健一氏)で、国土交通省東北国営公園事務所、宮城県、石巻市、イオン環境財団、イオン株式会社、石巻地区森林組合、日本製紙石巻工場、株式会社山大が共催しました。
亀山石巻市長、英宮城復興局長をはじめ、イオン環境財団の岡田理事長も植樹に参加し、約800人で7,800本の苗木を植えました。この日植えた主な樹種は、オオシマザクラやクロマツ、ヤマツツジなど16種類。地域固有の自然や環境の復元・創出を目指し、地下水の高さや潮風の強さに合わせて配置されたそうです。
公園全体で10万本、そのうち市民協働の取り組みで6万本の植樹が予定されています。多くの人が力を合わせ、1本1本に思いを込めて植えた苗木を大きな木に育てることで、その思いと祈りを未来の世代へ伝え続けていける鎮魂と憩いの森となることでしょう。
また、石巻南浜津波復興祈念公園には、来年3月20日にギリシャで採火されたオリンピック聖火が「復興の火」として展示されることになっています。
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