地域からの復興情報

2月24日、田村市役所で「福島復興産業人材育成塾」（※）の卒塾式が開催されました。

「福島復興産業人材育成塾」では、12名の塾生の皆様が平成30年8月から約7か月間にわたり、監査法人や民間企業・団体、市役所などの方々（メンター・伴走者等）とともに、自分が思い描く未来の事業の姿及びそれを実現するための今後の取組について、勉強会やメンタリングなどを実施し検討してきました。そして今回の卒塾式では、その成果としてスピーチと事業構想の発表が行われました。

卒塾生の方々の熱意あふれる発表は、彼らの人材育成塾を通して深まった地域への思い、この7か月間の苦悩、喜び、成長などが詰まった集大成で、出席者も時に笑い、時に涙し、大きく心が揺さぶられていたようです。また、発表内容だけでなく、発表前後のちょっとした目配せや声がけなどからも、塾生同士、塾生とメンター・伴走者等の絆の深さが伝わってきました。

卒塾生の方々がこの人材育成塾で得た知見・経験・絆などを基にご自身の構想を実現し、地域のリーダーとしてご活躍されることを、福島復興局としても応援しています。

※平成28年度に復興庁の事業としてスタート。29年度からは福島県の支援の下、「福島特定原子力施設地域振興交付金事業」として実施しており、今回の30年度で3期目です。

挨拶する小山統括官

卒塾生挨拶

記念撮影