東日本大震災を教訓に、将来を見据えた防災まちづくりや賑わい創出の核として整備された、宮古市中心市街地拠点施設「イーストピアみやこ」が、9月2日に落成し、10月1日から供用が開始されました。
「イーストピアみやこ」は、津波で2階まで浸水した市役所本庁舎と、全壊した保健センターに市民交流センターの3つの施設を一体にした新しい複合施設で、施設の2階部分は宮古駅と自由通路(クロスデッキ)でつながっています。施設には、非常用自家発電設備や防災備蓄倉庫などを備え、災害時の一時避難場所として活用できるほか、東日本大震災の教訓や復興の経過などを紹介する防災プラザを配置しており、未来に向けた防災まちづくりの拠点となります。市民交流センター1階のフリースペースには机といすが設置され、2階まで吹き抜けになった開放的で明るい空間で、待ち合わせや休憩などに利用できます。同センターの2階には多目的ホールや子供を遊ばせながら子育て世代が交流できるふれあいひろば、音楽や運動などを楽しむことができるスタジオ等、市民が集まり色々な活動の場に利用することができます。
幅広い年代の方々が「イーストピアみやこ」に集まり、宮古市の中心から、賑わいを育んでいくことでしょう。
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