地域からの復興情報

石巻市の防災・復興拠点である、石巻市防災センターが完成し、５月３１日に同駐車場において開所式典が行われました。この防災センターは、東日本大震災の教訓を踏まえ、大規模災害における災害対策本部の体制整備強化を図るため、市庁舎及び防災関係機関と連携し、迅速な防災対策を行う機能を有した防災拠点施設です。

当日は、亀山市長からの挨拶に引き続き、土井復興副大臣（小谷野宮城復興局長代読）及び村井宮城県知事（小林東部地方振興事務所長代読）が祝辞を述べられ、その後、市長及び来賓８名によるテープカットが行われ、式典は閉会しました。

式典終了後は、防災センター内覧会が開かれ、防災センターの機能、建物の構造、設備の説明が行われました。

平常時は、防災に関する情報の収集・分析、防災関係業務を行うほか、防災機能を活用した啓発活動、防災教育の開催、震災の記憶を風化させないための震災アーカイブの展示など、職員や防災関係機関だけでなく、日常的に防災に関し、市民や自主防災組織も参加できる施設として活用することとしており、市民の防災意識の向上に寄与することが期待されます。