東京電力福島第一原発事故による避難指示が解除された地域で、7年ぶりに地元で学校が再開されました。
今年度から地元で再開したのは、平成29年4月1日までに一部を除き避難指示が解除された、飯舘村、浪江町、富岡町、川俣町山木屋地区、葛尾村の小・中学校です。また、認定こども園や幼稚園が開園する地域もあります。
新たに生まれ変わった学校で開かれた開校式・入学式には、それぞれの町村の首長をはじめ国、県等から多くの関係者が出席するとともに、帰還した住民も祝福のため集まり、将来を担う児童生徒の笑顔に希望を託しました。
各町村の教育委員会は情報通信技術(ICT)を導入し、プログラミング技術を学んだり、テレビ会議システムを利用した合同授業を行ったり、職人など住民を講師に招き郷土について学ぶ古里学習や、民間の学習塾と連携した学習を取り入れるなど、それぞれの学校で少人数を生かした特色ある教育に取り組んでいくこととしています。
再び古里に戻った子どもたちの姿が地域全体を明るくし、復興を大いに勢いづけ、新しい歴史を作っていくことが期待されます。
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