東松島市で進めていた7か所の防災集団移転団地で最後となる「野蒜北部丘陵団地」の整備が完了し、11月20日に宅地の引渡し式が行われました。団地内には、地域の拠点となる野蒜市民センターや奥松島観光物産センターも整備され、これらの完成を祝い「ひがしまつしま復幸まつり」が盛大に開催されたもので、来賓には橘慶一郎復興副大臣や地元選出国会議員等関係者約100人を迎え、くす玉開花や鏡開きを行い完成を祝いました。
団地の面積は91.5haで、市内7か所の集団移転団地の中でも最大規模であり、団地内にはJR仙石線の新しい野蒜駅や東名駅も開設され、来年の1月には、体育館も含め全て木造で建設された宮野森小学校も供用開始されます。
また、特設ステージでは、宮野森小の児童による「ふるさと宮野森太鼓」、鳴瀬未来中の生徒による「エジプトダンス」、地元出身のお笑いコンビ「ニードル」のミニライブなどが行われ、団地のメインストリートでは、地元の各自治会等の模擬店が並び、蒸しカキが振る舞われるなど多くの親子づれで賑わいました。
なお、前日には野蒜駅前でイルミネーションイベント「こころをつなぐ1万人のメッセージ“希望の虹”の点灯式が行われました。太陽光で蓄電・発電する発光ダイオード(LED)をペットボトルに組み込んだ1万個のエコランタンで“虹”を浮かび上がらせるもので、一つ一つに復興支援に対し感謝を伝えるメッセージも書かれています。
今村雅弘復興大臣、橘慶一郎復興副大臣もメッセージを寄せられました。
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