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ふたばワールド2016 in かつらお(福島県双葉郡葛尾村)[平成28年10月2日]

 平成28年10月2日、福島県双葉地方のシンボルイベントである「ふたばワールド」が、6月12日に避難指示が帰還困難区域を除いて解除された葛尾村にて開催されました。
 「ふたばワールド」は、双葉8町村の持ち回りにより平成11年まで年1回、地域の趣向を凝らしたイベントや物産展、8町村住民の交流の場として開催されていた催しです。今回は14年ぶりに再会した平成25年から数えて4回目の開催となります。
 ステージイベントでは、4月に誕生した葛尾村イメージキャラクター「しみちゃん」の誕生を双葉地域の先輩キャラクターや人気キャラ「ふなっしー」が祝い、双葉各町村の郷土芸能やYOSAKOIなど双葉地域の方々の演武が披露されました。そして、復興支援に熱心な瀬川瑛子さんの迫力ある歌のステージなど、楽しく、元気になる内容が盛りだくさんでした。
 会場には各団体の復旧・復興の取組の展示、各町村のPRコーナーなどが並んだ「ふたば地方なう。」、双葉地方の食文化を継承した屋台などが並んだ「ふたば地方復興商店街」など、故郷の復興に向けて取り組む姿が広く発信されました。「ふたば地方なう。」には福島復興局もブースを出展し、福島復興加速への取組や双葉8町村復興状況のパネル展示、復興のパイオニアとして復興女子や福島のスイーツの紹介をしました。福島のスイーツの紹介では、「たむらご当地スイーツ『北醇』」を来場者の方々にご試食いただき、好評を博しました。
 「キッズプレイゾーン」の野球解説者宮本和知さんと楽天イーグルス鉄平コーチによるストラックアウトは多くの子供たちで大盛況となり、風船に双葉地方の復興メッセージを記入し大空へ願いを託す「フタバルーンの塔」は、願いが詰まった風船でいっぱいになりました。
 一日限定復活の葛尾銘菓「葛尾のお大尽様」(じゅうねんダレ入り一口団子)は特に地元葛尾村の方々の心を掴み、6年ぶりに地元で披露された人形劇「葛尾大尽物語」を鑑賞しながら召し上がる方が多くいらっしゃいました。
 今村復興大臣もオープニングセレモニーに出席し祝辞を述べ、ご当地グルメを食し、人形劇鑑賞や各ブースを見学後、復興へのメッセージを風船に託しました。
 当日は避難先などを回る送迎バスが運行され、来場者数は6,500人に上りました。村伝統の手づくりみそなどを使用した大鍋「手まめ汁」のほか故郷双葉の味に舌鼓をうちつつ、懐かしい顔との再会に話を弾ませる住民の方々の姿が多く見られました。

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