7月31日・8月1日の2日間、石巻市に夏本番を告げる「第93回石巻川開き祭り」が開かれました。31日には旧北上川で東日本大震災の犠牲者をしのび、約5000個の灯篭が川面を照らし、市民の方々は1000発の供養花火を見つめながらあの日に思いをはせました。
祭りゆかりの川村孫兵衛が北上川改修に着手してからちょうど今年で400年。祭りのメインイベントのひとつ孫兵衛船競艇が復活して3年目の今年は、前年より12チーム多い一般孫兵衛船(12人乗り)に50チーム、女性向けのミニ孫兵衛船(8人乗り)に20チームが出場し、400メートルを漕ぐ速さを競いました。
市中心部の商店街ではたくさんの屋台が並び行列ができていました。石巻オリジナルメニューで「ほやの天ぷら付ほやカレー」や、地元の高校生が販売していた「ずんだミルクのかき氷」等、はじめてのおいしさにも出会うことができました。
市民や企業、県外団体からの協力を得て設置した七夕飾りが風にたなびく中、おみこしや市内小学生の鼓笛隊、消防音楽隊のパレード、大漁踊りと祭りは最高潮に。夕方にはブルーインパルスのアクロバット飛行、夜には6000発の打ち上げ花火があり、市民の人はもちろん、初めて石巻を訪れた人や久しぶりに石巻に戻ってきた人、多くの人が笑顔になった2日間でした。
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