地域からの復興情報

　福島県と公益財団法人福島県観光物産交流協会、株式会社日専連ライフサービスが設立した「Ｆｕｋｕｒｕｍカード」推進協議会が、福島大学生の協力で、オリジナルお酒スイーツ「酒かすすいーつ水まんじゅう」を作りました。
　「Ｆｕｋｕｒｕｍカード」は、売上の一部が風評被害の払拭のためのＰＲ活動、福島県産品の振興に役立てられています。クレジット事業者と地方自治体が連携して発行したクレジットカードで、全国初の試みです。この水まんじゅうは「Ｆｕｋｕｒｕｍカード」の生誕３周年記念のプレゼントとして、福島大学料理サークル「くっ倶楽部」が試行錯誤を重ねて開発し、福島が誇る日本酒とスイーツをコラボレーションさせました。使用されているのは、白井酒造店（会津美里町）の「風が吹く」、松崎酒造店（天栄村）の「廣戸川」、豊国酒造（古殿町）の「一歩己（いぶき）」の３種類の酒かすです。中にはそれぞれ福島産のトマト、りんご、白あんが入っており、酒かす独特の食感と風味を楽しみながらつるんと食べられる、甘くて爽やかなスイーツです。
　日専連ライフサービスの大沼直哉氏は、「カード会員も増加しており、県内外から福島を応援していただいている。この支援の気持ちとそれに対する感謝の気持ちを結び付け、これからも福島県産品復興のために様々な企画を行っていきたい」と話していました。福島復興局も、福島県産品の魅力を広く発信していきます。

（「Ｆｕｋｕｒｕｍカード」の詳細は、こちらをご覧ください。）