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地元住民が待ち望んだ「津波避難ビル」の完成(福島県いわき市)[平成28年3月13日]

 津波避難ビル「いわき市地域防災交流センター久之浜・大久ふれあい館」が完成し、3月13日、落成式が行われました。
 このビルは、災害時の防災拠点機能といわき市役所の支所・公民館のまちづくり活動拠点機能を一体化させたもので、東北地方太平洋沖地震とそれに伴って発生した津波で甚大な被害を受けたいわき市久之浜地区で津波発生時の避難用として建設されました。建設場所は、津波被害を受けたいわき市役所久之浜・大久支所と久之浜公民館の跡地で、一部に復興交付金を活用しています。
 同ビルは、鉄筋コンクリート3階建て、延べ床面積は約2千平方メートルで、1階に市役所支所と公民館の窓口を置き、2階と3階に研修室や津波の教訓を後世に伝える資料室などを設けています。また、災害発生時には、同ビルから海側300メートルの範囲の住民約260人の緊急避難所として、避難スペースや3日分の水と食料等を保管した備蓄倉庫、非常用発電設備等の機能を備えています。
 地元住民が待ち望んだ津波避難ビルの完成により、津波被災からの再生に取り組む久之浜地区の復興に大きく弾みがつくことが期待されています。

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