11月3日の文化の日、石巻市の防災集団移転先として宅地整備が行われている6地区合同の「まちびらき」が、新市街地の一つ新蛇田地区で開催されました。この式典は、宅地の一部供給開始や復興公営住宅の入居が始まり、新市街地としての息吹が感じられるようになったことから行われたものです。
式典では、会場に設置された大型電子パネルを使って、震災からこれまでの歩みを振り返りながら、全国から寄せらせた支援への感謝の気持ちと、震災の風化防止、そして再生への決意をあらたにしました。
また、一般公募で決まった新町名も発表され、三陸道の石巻河南インター東側に位置する新蛇田地区が「のぞみ野」、JR仙石線の新駅が設置される新蛇田南地区・新蛇田南第二地区は「あゆみ野」、石巻赤十字病院の南に位置するあけぼの北地区は「あけぼの北」、中心部東側に位置する新渡波地区・新渡波西地区は「さくら町」へと、新しい名前に変わる予定です。
式典の後は、ハナミズキの苗木の記念植樹や、各種ステージイベント、建設業者によるはしご登りの披露などさまざまなイベントが行われ、新市街地に活気と笑顔があふれました。
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