10月26日(月)、福島県白河市のJA東西しらかわ本店において、植物工場で生産された野菜(サンチュ)販売に係る復興支援事業協定調印式が行われました。
当JAでは、東日本大震災発生直後から風評の払拭に向けて、東京都内を中心に「風評被害払拭キャンペーン」に積極的に取り組むとともに、JAとして全国で初めて植物工場「みりょく満点やさいの家」を整備し、平成26年1月から栽培を開始しました。
この植物工場は、屋内で蛍光灯やLED灯などを当てて無農薬で野菜を栽培する完全人工型水耕栽培施設で、天候などに左右されず安全・安心な野菜を提供することができます。
今回の協定は、JA東西しらかわと首都圏の焼肉チェーン(株)牛繁ドリームシステムが結んだもので、これにより、植物工場で育てられた福島県産のサンチュが、(株)牛繁の全123店舗で提供されることとなりました。
調印式で、JA東西しらかわの鈴木組合長は「本日の協定調印は、地域全体が元気を取り戻すための起爆剤であり、風評払拭や農業の将来に向けた第1歩」と挨拶をされました。風評に苦しむ農家をはじめ事業者の方々へ明るい話題を提供し、農産物生産へ活気を与えるものとなりました。
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