9月4日(金)、避難指示解除準備区域である川俣町山木屋地区で、小菊の花き市場関係者からの評価会が開催され、生育状況や品質などを確認しました。
山木屋地区での小菊の栽培は、平成19年にわずか3名の生産者から始まりましたが、同22年には30名近くまで増え、1億円弱を出荷するまでとなりました。
しかし、小菊栽培ついては、震災で平成23年から25年まで栽培が困難となっていましたが、再開を目指し、除染後の農地で平成26年から「実証栽培」を始め土づくりに取り組みました。今年は、更に土壌改良を実施し実証栽培から2年目で評価会を開けるまでとなりました。
今年の栽培面積は震災前の1割に満たない状況ですが、市場関係者は、「福島は花きの産地であり大いに期待している。市場で十分に通用する品質であり、本日にも市場へ持ち帰りたい。」と高く評価していました。JA新ふくしま花き部会としても、出荷準備が出来た農家から順次引き受けていく予定としています。営農再開へ向けて、着実に準備が進められています。
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