地域からの復興情報

　常磐自動車道の常磐富岡ＩＣ～浪江ＩＣ間が開通し、埼玉県と宮城県を結ぶ常磐自動車道が全線開通しました。今年のＧＷ前の開通を目指していましたが、予定より早い開通となりました。
　常磐富岡ＩＣ付近で行われた開通セレモニーでは安倍総理出席のもとテープカット、くす玉開きが行われ、続いてトラックやバスが「復興」の文字が入った横断幕を掲げ浪江ＩＣまで通り初めを行いました。その後、浪江町のサンシャイン浪江で開通式典が開催され、国土交通大臣など来賓による祝辞、双葉町から埼玉県加須市に避難する書家渡部翠峰さんが揮毫した曹洞宗の開祖・道元の言葉「思い切なれば必ず遂ぐるなり」の記念碑の除幕が行われました。
　今回の全線開通により、避難されている周辺住民の方々の一時帰宅の利便性向上や国道6号の渋滞緩和はもとより、物流や広域観光が活発になり被災地の復興が加速することが期待されます。