地域からの復興情報

　東日本大震災の津波で大きな被害を受けたいわき市豊間地区において、地域の生活を支えるために整備された復興仮設商店街「とよマルシェ」が1月15日にグランドオープンしました。
　式典では、開設準備を進めたふるさと豊間復興協議会長が、「仮設商店街のオープンを契機に、豊間地区の復興を一歩一歩進めていきたい」と挨拶され、テープカットやネーミング考案者への表彰が行われました。
　「とよマルシェ」は、昨年10月の津波被害者向け平豊間災害公営住宅（192戸）の完成により、商店や飲食店の再開が期待されていたことから、中小企業基盤整備機構が実施する仮設施設整備事業を活用して整備されたものであり、プレハブ平屋2棟に、地元の商店や飲食店が4店入店しています。　
　昨年12月20日にプレオープンして以降、「日常品からお土産まで購入でき、昔ながらの味を楽しめる憩いの場」として賑っており、この度のグランドオープンに伴い益々豊間地区復興に向けて大きな役割を果たすことが期待されています。