11月8日に日本三大火祭りの一つである「松明あかし」が福島県須賀川市翠ヶ丘公園五老山で開催されました。
この「松明あかし」は、1589年(天正17年)に須賀川の地で繰り広げられた須賀川・二階堂家と仙台・伊達家との戦いで亡くなった武士の魂を弔うために、420年余の伝統を誇る行事として受け継がれています。
当日は、長さ約10メートル、直径約2メートル、重さ約3トンにもなる大松明や姫松明など約30本も用意され、血気盛んな約300人の若者が大松明を担いで街を練り歩く「大松明行列」、炎と轟く太鼓の音色が共演する「松明太鼓」などを観衆が見守る中、鎮魂と震災からの復興への思いを込めた炎が、晩秋の夜空を焦がしました。
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