東日本大震災により被害を受けた石巻市長面地区に、地元漁業者の作業場や特産のカキなど海産物の販売所やカフェも備える「長面浦番屋」(仮称)の上棟式が7月13日に現地で開かれました。
建設される番屋は木造平屋建て約80平方メートルで、一部にリサイクル材を使用し、エコトイレも設置される計画です。事業は、日本財団や仏NPO「市民の絆フランス」などの資金援助により宮城県漁協が建設します。完成は本年8月中旬を予定して居り、完成後は地元漁協の漁師さんらが設立した一般財団法人「長面浦海人」が番屋を運営し、地元の魚介類を提供して広く知ってもらう場としての活用が期待されています。
上棟式では、集まった地元住民ら約100人によるお祝いの会が行われ、舟神輿や船上での地元住民による祝い踊りなども披露され、明るい歓声に包まれました。
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