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漁業再開の足掛かり―試験操業続く(福島県いわき市)[平成26年6月19日]

 東京電力福島第1原発事故のため漁を自粛していたいわき地区のいわき市漁業協同組合、小名浜機船底曳網漁業協同組合の2漁協は、昨年10月からいわき市沖合で、本年3月からいわき市沿岸部で試験操業を開始しました。                                                                                                
 10月の試験操業開始時にミズダコ、メヒカリ等18種だった対象魚介類は順次追加され、現在はアワビ、ホッキ貝等沿岸ものも加え38種(本年5月末現在)に拡大しています。
 水揚げされた魚介類は、一旦、小名浜魚市場に集約し、放射性物質検査により安全性を確認のうえ、原発事故後新たに結成されたいわき仲買組合を通じて各地の卸売市場へ出荷されています。
本年1月には、ヤリイカなどが仙台市など福島県外に初めて出荷され、5月には、原発事故前「常磐もの」として市場評価が高かったカレイなどが東京・築地市場に初めて出荷され、6月19日には、原発事故後初となるホッキ貝約500キロが水揚げされ、アワビやワタリガニとともに福島県、茨城県の卸売市場に出荷されました。
 試験操業は、福島県の漁業再開の足掛かりとして、今後も継続実施されます。

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