地域からの復興情報

　　大船渡市の観光地と言えば碁石（ごいし）海岸。黒い玉砂利が碁石として藩主に献上されていたためにこの名がついたという景勝地です。奇岩も多く、東日本大震災を経てもなお尽きない魅力を発信しようと、環境省が直轄で復旧・整備を進めています。
　この日は車椅子でも入れるようになった展望台がオープン。インフォメーションセンターと、災害時に一時避難できるよう整備したキャンプ場も工事が完了し、披露されました。敷地の造成には震災で発生した廃棄物のリサイクル資材も活用されています。
　絶景の地でオートキャンプができるようになるのはもう少し先とのことですが、その後は通年で利用が可能になるそうです。キャンプ好きには待ち遠しい夏となりそうです。