3月のまだ肌寒い朝、十三浜の海岸の岸壁では複数の漁師の一家が集まって、今日も水揚げされる養殖ワカメの加工作業が行われました。東日本大震災よりすでに3年が経過して、浜の風景も大分震災前の姿をとり戻してきており、ワカメの生産量も震災前のレベルにはまだ届いていませんが年々増えてきていることで、浜に集まっている人達にも活気を与えているように感じられました。
水揚げされたワカメは、その場で沸かしてある熱湯に入れられ、様々な工程を経て塩蔵ワカメへと加工されますが、水揚げされたワカメが熱湯にいれられた瞬間鮮やかな緑色となる光景は感動を覚えるほどで、その浜のあちこちではそういったワカメの作業風景が見られました。こういった風景は、ワカメの収穫が終わる3月いっぱいまで見られるとのことです。
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