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長面での焼きハゼ作りが本格化(宮城県石巻市)[平成25年12月26日]

  仙台雑煮は海、山の幸をふんだんに使った豪華さで、全国でも有名です。その味にかかせない出汁のベースになるのが焼き干ししたハゼです。石巻市長面地区は北上川の河口部に位置し、津波で壊滅的な被害を受け、だれも住むことができなくなってしまいましたが、かろうじて残った家屋を修復し、仮設住宅から通いながら、伝統の焼ハゼづくりが今年も行われました。早朝から水揚げしたハゼを、1匹ずつ丁寧に焼いて仕上げていきます。1時間ほどで焼き上げたハゼを、1週間ほどいぶし、ハゼが飴色になったら出荷します。仙台の百貨店などでは10匹程度を縄で束ねた1連が1万円以上で販売されています。焼きハゼを強く求める人も多く、震災の年も、ガレキがある中で、なんとかわずかばかりの焼ハゼがつくられました。まだまだ、以前の出荷量には届きませんが、徐々に需要に応えつつあります。

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