福島県の沿岸部の自治体では、災害公営住宅の建設が進み、場所によっては鍵の引き渡しが行われ、新たな生活を始められる環境が整っています。
相馬市細田東災害公営住宅および井戸端長屋の竣工式と鍵引渡し式が、12月12日に執り行われました。また、新地町愛宕(あたご)東災害公営住宅の竣工式と鍵引渡式が12月24日に執り行われました。
相馬市の細田東災害公営住宅でこのたびの引渡しが行われたのは早期入居分の18戸と井戸端長屋です。残りの47戸も年度内の完成を目指しています。
また、井戸端長屋は、日本赤十字社の一部協力のもと、台湾紅十字組織からの支援を受けて建設され、12戸分の個室(2DK、約12坪)があります。この住宅の特徴としては、全室ユニバーサルデザイン・バリアフリーの設計となっています。入居者が一堂に会して食事をしたり、コミュニケーションエリアとして10畳の畳コーナーやサンデッキが用意されるなど、高齢者の方々が共助の精神で暮らしやすい工夫が施されているのが特徴となっています。
新地町の愛宕東災害公営住宅は、鉄筋コンクリート造りの3階建てになっています。こちらも1階はバリアフリーの設計になっており、入居する方が暮らしやすい造りになっています。
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