地域からの復興情報

　収穫の秋を迎えた福島県では、食に関する多くの催し物が開催されています。その一つとして、10月5日・6日に「ごちそうふくしま満喫フェア2013」が福島市で開催されました。
　 このフェアは、福島県の豊かな農林水産物や、特色ある6次化産品などの「食の魅力」を、県内をはじめ全国へと発信し、東日本大震災や原子力災害からの復興を図ることを目的とした関係者の連携による総力を挙げた県内最大の食の祭典イベントです。
　 フェアには、ふくしま円盤餃子、なみえ焼きそば、喜多方ラーメンなど福島で人気のご当地グルメや6次化商品など県内の各地域から135の企業・団体が出店しました。
　 当日はあいにくの雨にも関わらず多くの人（主催者発表3万5千人）が集まり、ステージイベントをはじめ、ふくしまご当地グルメや、日本一の地酒を楽しむ会（福島県産酒は平成24酒造年度全国新酒鑑評会の金賞受賞数が日本一だそうです！）など様々なイベントが行われにぎわいました。
　 また、本フェアの開催にあわせて福島の食の発信や、風評被害の払拭等に関連して、福島県知事が本部長を務める「ふくしまからはじめよう、『食』と『ふるさと』新生運動推進本部」の設立総会が開催されました。総会には国、県、市町村をはじめとする31の関係団体が参加し、「食の安全・安心」、「生産再生」、「風評払拭・消費拡大」、「情報発信」の４つの運動に関係者一丸となって取り組むことが決定されました。