東日本大震災の鎮魂と復興への思いを込めた植樹祭が南相馬市の鹿島区右田浜キャンプ場跡地で行われました。市では平成7年から震災前の平成22年まで毎年市民植樹祭を催していましたが、震災後3年ぶりの開催となりました。
今回の植樹は、津波による被害を二度と繰り返さないため、津波被害を緩衝するため震災ガレキ等の処理により生じた再生土砂8,400㎥、再生コンクリート7,330㎥を利用して整備された盛り土の上に行われました。
植樹祭当日は霧雨模様の天候にもかかわらず、市民と全国のボランティア約3,000人が復興への祈りや思いを込めて2万本の広葉樹を植えました。
苗木の多くは共催する「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」から南相馬市に寄付されたもので、タブノキ、アカガシ、ヤブツバキなど苗木16種。この樹は10年後には高さ10mほどにまで成長し、震災の記憶や教訓をいつまでも忘れず後世に継承し、津波を緩衝するための防災林となるとともに、「鎮魂の森」として被災地を見守り続けます。
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