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お盆を前に最盛期を迎える輪菊の出荷(宮城県南三陸町)[平成25年8月6日]

  南三陸町田尻畑地区ではお盆を前に菊の出荷が最盛期を迎えています。田尻地区は海から2kmほど内陸に入った場所ですが、東日本大震災の津波により輪菊のほ場が壊滅的な被害を受け、ほぼすべての施設と機械が流出しました。被害の大きさから再起は困難ではないかとも思われましたが、復興組合を設立し、早期の再開に取り組み、翌年の4月から露地栽培、7月から施設栽培を始めました。夏にやませが吹き付ける冷涼な気候であることから、花の発色が良く、一輪だけ残して栽培される中サイズの黄色の輪菊は、全国的にも高い評価を得ています。昨年は、震災後の努力が実り、宮城県の花き品評会で、農林大臣賞を受賞しました。現在も、産地復興を目指した安定的な生産の確立に向け、土壌分析による土づくりや新しい販路の開拓など、積極的な取り組みが進められています。

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