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松島湾の種牡蠣の採苗はじまる(宮城県東松島市)[平成25年7月30日]

  松島湾の種牡蠣の採苗は、気温、水温が低かったことから、遅れ気味でしたが、ようやくはじまりました。牡蠣は7月から8月にかけて生まれた卵から孵化した浮遊幼生が岩礁に付着する性質を持つことから、ホタテ貝の貝殻を重ねたものを幼生の状況を見ながら湾内に2~3日ほどつりさげ、かきの稚貝を付着させます。付着した貝を、水深の浅い場所の棚に置き、潮の満ち引きで空中にさらし、強い貝とし、湾内での養殖に使うとともに、牡蠣の養殖用として各地に搬送されます。松島湾は世界でも有数の種牡蠣の産地です。東日本大震災に伴う津波で、牡蠣の養殖施設が壊滅的な被害を受けたことから、種牡蠣の生産も心配されたところですが、浮遊幼生の発生も順調で、今年も種牡蠣の生産が進められ、各地のカキ養殖の復興を支えています。

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